幸福の王子像

neko-vs2007-07-28

今日は学校で生成文法理論の試験があった。日本語と英語の統語上の違いを具体的に述べさせられた。難しいというより、あまりにモチベーションがゼロに近いため、気が遠くなるような試験だった。それでもなんとかでっち上げ、試験用紙を埋め尽くした。


試験を終え、家に帰り、座り、目を閉じ、bloodthirsty butchersの『kocorono』と『未完成』を2枚続けて聴いた。

今日は特に『未完成』が心に染み込んできた。ジミー大西画伯のジャケット画と同じく、奇妙で斬新でありながら、確固たる“美”を放つ楽曲の数々、それを鳴らすバンド・アンサンブル。

吉村さんのギターソロは、ある意味ジミヘン的だと思う。感覚だけを頼りに、一見雑に動いているように見えるその手がギターを鳴らすと、ノイズも不協和音も含め、一つとして無駄な音が無く、全ての音が感情の塊となって聴く者に伝わってくる。

未完成

未完成

生まれてきて良かったと思える瞬間を増やすために生きていこう。当分の間はそれだけで生きる価値はあるだろう。