秘密の金魚

 OOPARTSの二枚組4thアルバム『百舌の速贄』から6曲、MySpaceにて試聴できます。あくまで試聴です。

http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=1000378413

 曲作りと同じかそれ以上の情熱をサウンド・エンジニアリングに注いでいますので、ぜひこのドラム・サウンドを、ギター・サウンドを、ベース・サウンドを、その他諸々サウンドをCDで体感していただきたい。

 しかし、誰も聴きたくないのなら別にいいのである。自分で「かっこいいなぁ〜。」なんて思いながら聴けばいいのだから。これは自画自賛でもなんでもない。自分自身がかっこいいと思うものを作ろうと思って作ったのだから、それを作った本人がかっこいいと思うのは至極当然なのである。これを“オゴリ”などと誰が呼べるだろうか。“ウヌボレ”などと誰が呼べるだろうか。

 真に哀れな人間というのは、自分自身が作ったモノがかっこいいのかどうか、美しいのかどうかすら自分自身でわからない人間である。周りの意見に流されて、商業主義の怪物に操られている人間。流され操られていることに気付いていないということにさえ気付いていない人間だ。

 自分が魂の無い人形だと自覚している人形と自分が魂のある人間だと思い込んでいる人形とでは、どちらが優れているんでしょうか、どちらが幸せなんでしょうか。少なくとも、魂のある人間になれそうなのは前者であるにきまっている。