2008-01-01から1年間の記事一覧

極東最前線2に・・・fOUL!?

去年はbloodthirsty butchersが20周年だったが、今年は・・・そう、eastern youthが20周年だ。そして20周年を記念して、彼らにとって初となるベスト・アルバムが2枚発売される。そして、あの伝説のコンピレーション・アルバムの第2弾、『極東最前線…

クラリスと小山田真希とナウシカ

押井守監督実写映画最新作『真・女立喰師列伝』を観た。この映画は5人の監督と6人の女優により生まれた6本の短編により構成されるオムニバス映画である。“女優をいかに魅力的に撮るか”という課題と“立喰師の映画である”という原則だけが押井さんから与え…

スカイ・クロラ新予告編

『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』の新予告編が登場!! http://jp.youtube.com/watch?v=aiTx10ZGYb0 動いているキャラクターとその声、川井憲次さんの音楽、戦闘機による空中戦など、かなり作品の全貌があらわになってきている予告編だ。2分15秒のか…

名画座〜千と千尋の謎に挑む〜

三月から四月にかけて、自分の手元にある映画のDVDを観まくった。真夜中、部屋の灯りを落とし、SONYのデジタル・サラウンド・プロセッサーのヘッドフォンを装着して、万全の状態で気合を入れて鑑賞した。鑑賞した作品は以下の通り。 押井守 監督作品 『うる…

『百舌の速贄』解説其ノ弐

OOPARTSの4th album『百舌の速贄』張本人による全曲解説 DISC 2 1.『逢う魔が時』 ≪ベースで作曲≫ほぼ全編に渡ってコード弾きのベースが鳴り響いている曲。ギターは大部分がベースとのユニゾンとなっており、いわばベースが主役でギターはサウンドに厚みを…

ゼノンのパラドックス

とうとう北野武監督の最新作のタイトルと公開時期が明らかになった。タイトルは『アキレスと亀』、公開は今年秋。前作『監督・ばんざい!』公開時には既に次作の作業に取り掛かっていただけあって、前作から僅か一年と数ヶ月後に公開という驚異的な間隔の短…

『百舌の速贄』解説其ノ壱

OOPARTSの4th album『百舌の速贄』張本人による全曲解説。(作曲者が何を考え、どのような経緯で作品の完成に至ったのか、それを張本人が省み、記憶と記録に留め、今後の活動の参考にするという大義名分のもとで) DISC 1 1.『ねんねこ半纏』 ≪ギターで作曲≫…

猫視点ニュース(Ghost In The Sky)

昨日に続き、メインストリームから距離を置いたカルチャーについて、自分の思ったこと、書きたいことを、書きたいだけ、書きたいように書く日記を書きます。 そこで、『攻殻機動隊』ハリウッド実写映画化に関する新たな情報が入ったのでそれについての日記を…

Ghost In Noriyuki Makihara

俺は、日記がせっかく他人も閲覧可能になっているのに、「ってか会社で疲れた」とか「眠い〜」とか「頭痛い」とか、独り言みたいなくだらないことを書いて2,3行で日記を終わらせているやつらの気が知れない。そして「へこんだ」とか「鬱です」とか「つら…

プチ書評

漫画界の伊藤若冲、稀代の天才超絶マッド漫画家、平本アキラの新刊コミックスが4月4日に2冊同時発売された。1冊は平本氏の名を全世界に知らしめた代表作『アゴなしゲンとオレ物語』第27巻だ。そしてもう1冊が平本氏がアゴゲンを休載して連載していた『やりす…

江戸川乱歩×丸尾末広

待望の丸尾末広最新作『パノラマ島綺譚』を読んだ。江戸川乱歩の原作を日本が誇る漫画界の奇才・丸尾末広先生が鮮やかに漫画化した作品である。 主人公・人見広介が夢見たユートピア、それは究極の美の楽園だった。彫刻、建築、自然、そして人体の美を集結さ…

空から猩猩が降ってきた

3月4日(火) 『風の谷のナウシカ』を4年ぶりくらいに観た。このDVDにはオーディオコメンタリーが収録されているのにまだ聞いていないことに気付いたからだった。 コメンタリーは原画で参加した庵野秀明氏と演出助手として参加した片山一良氏が当時を振…

22才の別れ

THE MARS VOLTAのニュー・アルバム『ゴリアテの混乱(The Bedlam in Goliath)』を聴いている。すすすすご過ぎる、このテンション。これを演奏できる能力もすごいけど、こんな曲を作るオマーの頭の中はどうなっているのだろう? そして何と言っても新ドラマー…

left-handed catcher in the rye

カート・コバーンの生前の未公開インタヴューをもとに制作されたドキュメンタリー映画『KURT COBAIN ABOUT A SON』を観た。 カートにゆかりのある風景とカートの愛した様々なアーティストの楽曲をバックに、カートの肉声によって語られる真実。 幸せな幼少期…

eastern youth @ 福岡DRUM Be-1

eastern youthのライヴに行ってきた。 今日は二宮さんが真正面に見える絶好の位置にポジショニング。さあ、ライヴが始まった。 俺は二宮さんのベース・プレイを見つめてばかりいた。二宮さん:田森さん:吉野さん=6:2:2ぐらいの割合だった。嗚呼、素晴…

遮る邪魔な憂鬱は

『窓ぎわのトットちゃん』を読み終わったばかりの俺の耳に飛び込んできたニュースが「モンスターペアレントの苦情に追い詰められ、自分に灯油をかけ焼身自殺した市立保育所女性所長について、苦情対応によるストレスで発症したうつ病が自殺の原因として公務…

29 Nightingales

BEYONDSの最新アルバム『WEEKEND』は名盤だ。アヒト・ドラムは飛び跳ねまくり、谷口さんの鬼気迫るヴォーカルは聴く者の心をイヌワシ掴みにする。そして何より、曲がいい!! BEYONDSのMySpaceでは最新アルバムから『periodicals』のPVが公開されています。…

夜風の二千五百段階右折

福岡県北九州市から長野県上田市へ。 故郷では毎日BEYONDSの『WEEKEND』を聴いて過ごした。テレビを見て、ウイニングイレブンをやって、『ごっつ』のDVDを見て過ごした。外出は最低限にして、家で過ごした。雪が降ると嬉しかった。タワレコでRADIOHEADの『IN…